こんにちは。voyageコスメ森住です。
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失敗しない薬剤選定の考え方について
担当顧客の8割が縮毛矯正のお客様というスタイリストの私ですが、失敗するケースは年間1人いるかいないかです。
そんな矯正特化の私が、失敗しない考えためのポイントを載せます。
いろいろな薬剤がサロンさんにある中、縮毛矯正で1剤を塗るときに、もう8割のクオリティはそこで決まってしまいます。
voyageの商材の良いところは、ほとんどがノンアルカリベースでダメージ毛向きなところ。
縮毛矯正のお客様の中にはブリーチやハイダメージ毛の方も多くいらっしゃいます。
還元剤の薬剤選定で一番簡単なのは単品使いで完結する場合。
とくに薬剤を足したり、減力せずにお客様も満足して美容師側も仕上がりに満足できていたら楽です。
前回単品で伸びが甘い時はどう調整をすれば失敗が少ないかは
①還元剤の種類を増やす
②還元剤の濃度、phを調整する
③アルカリ度をあげる
①のほうが優先度が高く、それでも伸びない場合は②→③をするという考え。
例)アンリミットストレート
①アンリミットストレート＋スパイスA
アンリミットストレート＋SPプレミアム
アンリミットストレート＋MC3.5など
②アンリミットストレート→アンリミットストレートEXに(システアミン濃度の調整)
アンリミットウォーターで前処理(ph調整)
アンリミットストレート＋phが低いものを添加
③A20を添加(アルカリ度20の添加剤)
アンリミットストレート→アンリミットプレミアムストレートに変更(ノンアルカリから微アルカリに)
髪の水分量、施術履歴、癖の種類、髪の太さ、柔らかさなどをふまえて、上記の3点の優先順位で決めていくと基本的に失敗はしません。
波状毛のダメージ毛、ブリーチ毛にはアンリミットストレート、EX、アシッドストレートが特化しています。
9月にマルチクリームがリニューアルされて捻転毛への対策は楽になりました。
細毛、捻転毛、エイジング毛、カラー毛
この条件がそろっている縮毛矯正はいままでの薬剤でも対応可能ですが施術者側が安心して施術できます。
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