A
タイプの
髪には……
「プレミアムストレート」
がおすすめ!
SPEC
[還元剤]
微アルカリ・高還元の
クリームタイプの1液。
チオとシステアミンを高濃度に配合することで、
伸びづらいクセも真っすぐに。
「プレミアムストレート」使用例
CASE
A-1
[髪質]
[チェックポイント]
全体にヘアカラーの履歴がある。
また、毛先にストレートの履歴があり、
ハイダメージ
ドライ状態よりウエット状態の方が、
クセが強く出る
ハリ・コシがある髪で、捻転毛ではない
[1液レシピ]
根元〜中間にストレート施術。ウエット状態でクセが強くなることから、チオとシステアミンを配合した「プレミアムストレート」を選択。さらに、太くて硬い、伸びにくい髪質のため、「スパイスA」を添加。なお、ダメージレベルの高い毛先は、還元剤を低濃度に配合したトリートメントを塗布。
B
タイプの
髪には……
「ストレートEX」
がおすすめ!
SPEC
[還元剤]
システアミンを
高濃度に配合した1液。
ノンアルカリ処方なので
毛髪を膨潤させることなく、
S-S結合を還元できる。
「ストレートEX」使用例
CASE
B-1
[髪質]
[チェックポイント]
全体にヘアカラー履歴がある。
また、ブリーチによるインナーカラーが
入っており、ハイダメージ
ドライ状態よりウエット状態の方が、
クセが落ち着く
ハリ・コシがあり、捻転毛ではない
[1液レシピ]
ぬらすとクセが弱まり、ハリ・コシが感じられる髪だったため、システアミンのみ配合の「ストレートEX」を使用。またドライ状態でのクセが強いため、細毛・軟毛向けの還元剤「SPプレミアム」を20%添加した。ダメージレベルの高い毛先とインナーカラー部分は、トリートメントで保護した上で、1液を塗布。
CASE
B-2
[髪質]
[チェックポイント]
全体にヘアカラー履歴がある、
ミドルダメージ毛
ドライ状態よりウエット状態の方が、
クセが落ち着く
ハリ・コシがあり、捻転毛ではない
[1液レシピ]
ウエット状態でクセが弱まり、かつハリ・コシの強い髪なので「ストレートEX」を選択。太く、硬い髪質を強力に伸ばし、広がるクセをタイトに収めるため、「SPプレミアム」より作用力が強い「スパイスA」を5%添加。ヘアカラーダメージが蓄積している毛先には、トリートメントをなじませた上で1液を塗布。
C
タイプの
髪には……
「ロジュエクリーム」
がおすすめ!
SPEC
[還元剤]
アルカリ配合量を最小限に抑えながら、
3種の還元剤を配合することで
高い作用力を発揮。
アミノ酸の一種・システインを配合しているので、
毛髪の補修効果が期待できる。
「ロジュエクリーム」使用例
CASE
C-1
[髪質]
[チェックポイント]
全体にヘアカラーによるダメージがある。
毛先にはストレートの履歴があり、
ハイダメージ
ドライ状態よりウエット状態の方が、
クセが強く出る
エイジング毛により髪のハリ・コシがなく、捻転毛
[1液レシピ]
根元〜中間にストレート施術。ぬらすとクセが強くなり、エイジング毛&捻転毛なので、システアミン、チオ、シス配合の「ロジュエクリーム」がぴったり。「スパイスA」のみでパワーを上げると髪への負荷が大きすぎるので、「SPプレミアム」10%添加。ハイダメージの毛先には、還元剤を低濃度に配合したトリートメントを塗布。
CASE
C-2
[髪質]
[チェックポイント]
毛先にストレートの履歴がある。
根元〜中間は健康毛
ドライ状態よりウエット状態の方が、
クセが強く出る
ハリ・コシがあるが、捻転毛である
[1液レシピ]
ウエット状態でさらに強くなるクセ&捻転毛なので「ロジュエクリーム」をセレクト。ただし、硬く、太い髪質のため、「ロジュエクリーム」単品だとクセが伸びきらない恐れがあったため、「スパイスA」を5%添加し、作用力をアップさせた。ストレート履歴のある毛先には、還元剤を低濃度に配合したトリートメントを塗布。
D
タイプの
髪には……
「セシルクリーム」
がおすすめ!
SPEC
[還元剤]
ロジュエクリームと同様、
還元剤の中で唯一の補修成分である
システインを高濃度に配合。
加えてチオ、チオ乳酸で
還元値を上げた低アルカリの1液。
「セシルクリーム」使用例
CASE
D-1
[髪質]
[チェックポイント]
毛先にストレートの履歴がある。
根元〜中間は健康毛
ドライ状態よりウエット状態の方が、
クセが落ち着く
ハリ・コシがなく、捻転毛ではない
[1液レシピ]
髪をぬらすとクセが収まり、かつハリ・コシの弱い髪なので、チオ&システイン配合の「セシルクリーム」を選択。また、クセは強くないが、より滑らかな質感に仕上げるため、「SPプレミアム」を10%添加。ストレート履歴のある毛先には、還元剤を低濃度に配合したトリートメントに「SPプレミアム」を添加した薬液を塗布。
CASE
D-2
[髪質]
[チェックポイント]
ヘアカラーの履歴があり、
特に毛先のダメージレベルが高い。
ドライ状態よりウエット状態の方が、
クセが落ち着く
キューティクルがはがれ、
ハリ・コシが弱い。捻転毛ではない
[1液レシピ]
髪をぬらすと弱まるクセで、キューティクルのザラつきがあったため、システインによる補修効果を期待し「セシルクリーム」を選択。さらに「SPプレミアム」を20%添加することで、広がるクセをツヤやかに収めた。根元〜中間に1液塗布後、必要に応じて中間〜毛先を3回に分けて塗布し、時間差を利用して毛先のダメージに対応。
E
タイプの
髪には……
「アシッドストレート」
がおすすめ!
SPEC
[還元剤]
アルカリによる膨潤がないため、
毛髪の負荷を最小限に抑えながら
ストレート施術ができる。
添加タイプの還元剤と組み合わせれば、
幅広い髪質に対応可能。
「アシッドストレート」使用例
CASE
E-1
[髪質]
[チェックポイント]
ブリーチ履歴のあるハイダメージ毛。
クセとダメージが相まってパサついている
ドライ状態よりウエット状態の方が、
クセが落ち着く
ダメージにより、ハリ・コシはない。
捻転毛ではない
[1液レシピ]
ブリーチによるダメージとクセで、うねりとパサつきが感じられたので、酸性領域の1液「アシッドストレート」をセレクト。さらに、pHを上げずに作用力を高めるため「SPプレミアム」を20%添加した。根元〜中間に1液塗布後、必要に応じて中間〜毛先を3回に分けて塗布。時間差を利用して毛先のダメージに対応した。
CASE
E-2
[髪質]
[チェックポイント]
ブリーチ履歴のあるハイダメージ毛
ドライ状態よりウエット状態の方が、
クセが落ち着く
ダメージにより、ハリ・コシがない。
捻転毛ではない
[1液レシピ]
髪が硬く、太い髪質なので、ブリーチによるダメージに注意しながら、1液の伸ばすパワーを高めたい。そこで、「アシッドストレート」に「スパイスA」を5%添加し、作用力を向上させた。根元〜中間に1液塗布後、必要に応じて中間〜毛先を3回に分けて塗布。1回につき5分放置し、時間差を利用して毛先のダメージに対応した。
髪が太くて硬く、クセが強い場合は、
ヘアカラー毛なら1液の5%、バージン毛なら10%「スパイスA」を添加する。
ダメージレベルが比較的高い髪、もしくは細毛・軟毛でクセが強い場合は、
「SPプレミアム」を20%以上添加。
また、質感向上を目的に「SPプレミアム」を5~10%配合する使い方も。